田んぼや川,池の水の中には,目に見えないほどの小さな生き物がたくさんすんでいることを知っていますか?
近くの池の中にだって,みなさんのクラスの人数より,みなさんの町の住人全部より,日本人全部より,いやいや,地球にすむ人間全部よりも,もっとたくさんの小さな生き物がすんでいるかもしれません。
もしみなさんが池や川の水を顕微鏡でのぞいてみたら,きっと,
「この動いているものはなんだ!?」
と思うでしょう。そんなとき,見つけた生き物の情報がかんたんに分かれば楽しいですよね。
しかし,じっさいは種類が多すぎて名前も分からないのがふつうです。
書籍『水中の小さな生き物けんさくブック』では,そんなものすごくたくさんの種類がいる小さな生き物を,みなさんが〈じっさいに身近な水(淡水)を観察したときに見つけることができる生き物〉にしぼって紹介しました。
他にも子どもも大人も楽しめるみりょくがもりだくさん! ぜひお手にとってご覧になってみてください。
はじめて水中の微生物を見る子どもと,それを指導する保護者や先生のためにつくられた日本初の観察図鑑!
『水中の小さな生き物けんさくブック』編集委員会 編著
清水龍郎 監修/室木おすし イラスト
仮説社/2200円(税別)/80ぺ/B6変形判 厚紙製
この本と顕微鏡があれば,子どもはワクワク感動,先生はラクラク授業ができる!
★この本のとくちょう★
●「色」「形」「動く/動かない」の3つの分かりやすいとくちょうで,子どもたち自身でけんさくができる!
●はじめての人がつまずきやすい顕微鏡の扱い方,微生物の採集法などをていねいに紹介!
●QRコードから生き物の動画や写真が見られる!,など
連絡先メールアドレス:biseibutsu★kasetu.co.jp(★を@に変えてください)
本に関するご感想・ご質問はこちらまで。微生物の写真などもどしどしお送りください。Facebookなどで紹介させていただきます。
『水中の小さな生き物けんさくブック』をお買い上げいただいたみなさまへ
この度は『水中の小さな生き物けんさくブック』をお買い上げいただき,誠にありがとうございます。
2014年9月,大高明史さん(弘前大学教授)から「本文50ページの写真はミズミミズではないか」とのご指摘をいただきました。
どちらも見かけはとてもよく似ていますが,「ミズミミズはアブラミミズより大型(数ミリ〜1センチ)のものが多く,また,アブラミミズは頭部が丸い」ことなどが特徴だそうです。
お詫びして修正させていただくとともに,ご指摘をいただき,また修正の際に様々な助言をくださった大高明史さんに御礼を申し上げます。ありがとうございました。
つきましては,すでに本書をお買い上げいただいた方のために,本文写真・内容を修正済みのページをダウンロードできるようにいたしました。ご希望の方は,下記URLよりダウンロードしてください。
https://www.kasetu.co.jp/products/detail.php?product_id=962